
赤い鳥居をいくつもくぐると、
別の世界へ入りこんでゆくような感覚。
そこで問題にされるのは、自分の内側、内面。
神様って鏡のような存在だと思う。
自分が輝けば、照らしてくれる。
自分が腐っていれば、いくら鏡に願っても、無理。
ちなみに、自分は腐ってる。
腐ってると分ったから、鋭意清掃中。

隅田川神社で、こま犬ならぬ、こま亀を見かけたけれど、
今回は、弘福寺の境内でも石の亀をみかけた。
隅田川神社に比べて大きいせいか怪獣らしさがある。
このカメは、弘福寺再建を書いた碑文の礎になっていた。
土台を亀にするのは、何かいわれがあるのだろう。
見ようによっては、カメが動かないよう重しをしているようにも見える。
このカメも耳があり、牙がある。
やはり隅田川には、かつてガメラ似のカメが生息していたのかもしれない。
などと考えてみるのも面白い。

牛頭山弘福寺は隅田川七福神の一つ。
桜橋の近くにある黄檗宗(禅宗)の寺院。

先月、見かけたムラサキセンダイハギが、サヤをつけていた。
この先、サヤが黒くなるらしいので、定点観測してみようかな。
ムラサキセンダイハギは、ハギと名があるが、マメ科でも
ハギ属ではなく、バプティシア属といって、ちと違うらしい。
こうして見るぶんには関係ないけど。

一年を二十四の季節に分けたものを二十四節気といいます。
たとえば、立春、啓蟄、立夏、夏至、立秋、立冬、冬至など。
そして、もっと細かく一年を72分割したものが、七十二候というそうです。
こうなると、5日間隔で“候”になる。
たぶん「気候」という言葉は、二十四節“気”と、七十二“候”の合体だと思います。
さすがに“候”までくると、ほとんど知る呼称は無いのですが、
唯一知るのが、半夏生。
ちょうど七月二日が、半夏生(はんげしょう)。
半夏(はんげ)という植物が生まれる頃という意味だそうです。
この植物は、カラスビシャクと呼ばれる毒草、にして生薬。
どうして、半夏生を知るかというと、
半夏生の日には
● 天地に毒気が満ち、毒草(半夏)が生える。
● 天から毒気が降るため、井戸には蓋をしなければならない
● 地が毒気を含むので、この日はタケノコ、ワラビ、野菜を食べてはならない
● この日には作物の種をまいてはならない
● この日は竹林に入ってはならない
などの禁忌が有ります。
どれもこれも「毒気が満ちる」を暗示した禁忌です。梅雨の最中でものがいたみやすい時期です。「ものがいたむ」のは天地に毒気が満るからだと捉えたのでしょう。
そしてそれと符合するかのように少々怪しげな姿の毒草、半夏が生じる時期でもあるということから、その発想はますます強化されてこうした禁忌が生まれたのではないかと想像します。
「こよみのページ」より
こうゆう話を耳にしていたからです。
こうゆう民俗的な話が好きなんです、自分は。
で、今年自分の周囲を見回して見ると、
私の勤める会社でも、いろいろあって“空気”は最悪。
まさに“毒気が満ち”あふれております。

♪花も嵐も踏み越えて〜って、それは「愛染かつら」の主題歌。
いや曲のタイトルは「旅の夜風」というそうで、知らなかった。
写真は、ノウゼンカズラ。
名前だけは知っていた。映画「獄門島」で鵜飼と鬼頭姉妹が恋文をやりとりするところが、
ノウゼンカズラの木。
手紙の最後に、“ご存知より”と書くのがいっとき、流行った。自分の周辺だけ。
太地喜和子が話してくれるのは耳に残っているが、
鮮やかな花までは咲いていたかは、記憶にない。

八重咲きのクチナシらしい。
純白の花びらが印象的。
♪い〜までは指輪もま〜わるほど〜と、
カラオケではお世話になったことのある花。
もうすでに早くも花を散らしているところもある。

サクラのように花びらを華やかに散らせるのではなく、
枝についたまま焦げたように茶色に変色している。
なんだか、かつての絶世の美女が老醜をさらしてたたずんでいるよう。
カラオケの曲から和歌が頭の中に浮かんできた。
“花の色は うつりにけりな いたずらに
わが身世にふる ながめせしまに” 小野小町
でも老醜とは言い過ぎで、これも花なり、あれも花なり。

思いがけずカミキリムシと目が合った。
おそらく、ゴマダラカミキリムシ。

彼はテクテクと枝先まで這っていくと遠くを眺めた。
その後姿は、哀愁に満ちていた。
でも僕のレンズでは、彼の悲哀は捉えきれない。
と、思っていたら、

彼は哀しい思い出を振り切るようにカメラの近くの枝に飛んできて、
僕らにその勇姿を見せつけてくれた。

突然の訃報には驚かされる。
それが親戚や親友でなく、世界的なスターのであっても。
死は年齢と関係なく等しく誰の身にも起こる。
そんな当たり前の事を忘れているから、驚かされるのだろう。
そしていつか自分も死ぬ。
自分の死は自分で訃報を受け取らないから驚かない。
だけど現世での記憶をひっかき集めてみて、
「これ!?」ってことに驚くかもしれない。
そんなことにならないように生きねば。
結局、死を考えると、生きるより他なさそうだ。

夏至も過ぎたので、装いを変えてみました。


さ、て、と、今の会社はそろそろ本気で見切り時かな、と。
ここ数日の事務所移転で、そんなことを考える。